🎨 #6 あの日の記憶を描く画家Yoshibo 「雪解けの小川」
🎨 絵の解説
春になると、山の雪がゆっくりと溶け、小さな川には透き通った雪解けの水が勢いよく流れていました。
幼い私は、その川が大好きでした。
冷たい水に手を入れ、小魚を追いかけ、石を飛ばし、夢中になって遊んでいました。
夢中になりすぎて、履いていたゴム草履を何度も川へ流してしまい、そのたびに父や母に叱られたことを、今でも鮮明に覚えています。
それでも翌日になると、また小川へ向かっていました。
自然は、私にとって一番大きな遊び場であり、一番優しい先生でした。
🌿 Yoshiboの想い
子どもの頃は、お金のかかる遊びは何もありませんでした。
山があり、川があり、風があり、草花がありました。
自然は毎日違う表情を見せ、私の心を育ててくれました。
今、絵を描いていると、あの雪解けの水の音や、冷たさまで思い出します。
私が「あの日の記憶」を描き続けるのは、失われていく日本の美しい原風景を、未来へ届けたいという願いがあるからです。
一枚の絵が、誰かの心の中に眠る思い出をそっと呼び覚ましてくれたら、それ以上の喜びはありません。
✨ YoshiboのPoem
「雪解けの歌」
雪がほどける音を聞きながら
小さな川へ走った少年がいた
冷たい水に笑い
流れる草履を追いかけ
夕暮れには
少しだけ叱られて帰る
あの日の小川は
今も心の中を流れている
季節が巡るたび
少年だった私に
「また遊びにおいで」と
静かに呼びかけてくれる
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